皆様、先日は当ブログの書籍化に伴い多くの祝福コメントや、中には祝福メールまでしてくださり、本当にありがとうございます。
cheap-delicious.hatenablog.com
筆者ごときのブロガーの書籍化でこれだけお祝いしてもらえると思っていなかったので正直、戸惑いながら嬉しさを噛み締めております。
また、発売初日にアマゾンベストセラー1位、3日後にamazonで在庫切れ、6日後には重版出来!
その後毎週のように重版がかかり現在8万部突破という事実に、筆者自身が未だに戸惑っております。
そこでなんとか読者の皆様にお礼できないかと考えた結果、やはり「旨いものでお返しするしかない...」と思いました。
どのレシピにするかは非常に迷いましたが、今回ご紹介するのは筆者の渾身のキーマカレーです!
コンセプトは日本人向けの食べやすいキーマカレーです。
筆者の友人でココイチやバーモンドカレーなどの日本のカレーは大好きだけど、インド料理店などの本格的なインドカリーが苦手な友人がおり、
いつもその友人とご飯を食べに行く時には、インドカレー屋以外のところでご飯を食べていました。
しかしある日、友人は
「インドカレー屋の味は苦手なんだけど、ドライカレーとかキーマカレーを日本風に食べやすくしたものなら食べてみたい。けどそんなお店がない...」
とぽつりと言いました。
そこで筆者が「じゃあ俺が作るよ」
といって出来上がったカレーです。
材料・費用 (3食分)
1、玉ねぎ 1/2個 10円
2、にんじん 1/2個 12円
3、にんにく 1欠 40円
4、生姜 小さじ1個分 3円
5、ひき肉 100g 100円
6、カレールー 2ブロック 113円
※大体これぐらいの分量です
A、水 200cc
B、麺つゆ 大さじ1 ※2倍濃縮のもの
C、サラダ油 大さじ1
D、塩コショウ 小さじ1
計、278円
一人あたり93円
1つ目のポイント!
キーマカレーならゴールデンカレーがベスト
市販で手に入るあらゆるカレールーを試して研究した結果、
「キーマカレーに一番向いているルーはゴールデンカレー」という結論に至りました。
ゴールデンカレーにはカルダモンやクミン、コリアンダー等のスパイスが合計で35種類使われています。
これらのスパイスによる「本場っぽさ」が強すぎず弱すぎない絶妙なバランスなのがゴールデンカレーだったのです。
もちろんゴールデンカレーよりもスパイスの種類が多い製品もありましたが、そちらでは「ちょっとインドが入りすぎている」印象がありました。
本格的なインドカレーはもちろん大好きですが、今回目指したのは
「日本人向けの最高に食べやすいキーマカレー」です。
・何度も食べたいコクとまろやかさを出すための基盤になれる
・本格インドカレーっぽさが強すぎず弱すぎない
・レシピの汎用性を考えてスーパーでよく見るルーしか使わない
という条件に見事全て合致したのがゴールデンカレーだったのです!
2つ目のポイント!
何度でも食べたくなるポイントは"めんつゆ"
ゴールデンカレーを使うことでベースとなる味はOK。
残る問題は
・何度でも食べたくなるコク
・食べやすさに直結する馴染みのあるテイスト
それはつまり「家庭らしい何度でも食べられる味」にすることでした。
実家で食べるようなガツガツ食べて何度でもおかわりしたくなるような、そんなキーマカレーにする必要があったのです。
生クリーム、牛乳、ホワイトソース、バターなど「コク」を出せそうな食材は一通り試してみました。
ですがなかなかうまくいきませんでした。
コクだけならまだしも、
「キーマカレーとの距離をグッと縮める」
そんな日本人にとって馴染み深いテイストも必須だったからです。
そして当初全く予想していなかった材料がそれを満たすことになりました。
それはめんつゆ。
明らかに「次の一口が欲しくなるような和のテイスト」が加わりました。
これこそが求めていた「コクとテイスト」だと確信しました。
使ったのは本当にごく普通のめんつゆで、濃縮については2倍のものが最もちょうど良かったです。
作り方
1、玉ねぎ、にんじん、にんにく、生姜をみじん切りに切り、玉ねぎとにんじんは電子レンジで3分加熱しておく。
2、フライパンに油を敷き、ひき肉と1を入れて中火で炒める
3、ひき肉に火が通ったら弱火にして、カレールーをみじん切りにする
4、カレールーを入れて炒めながら、少しずつ水を入れて優しく炒める
5、仕上げにめんつゆ、塩コショウを入れて、コトコト煮詰めたら1時間寝かせて完成
ワンポイント!
・ゴールデンカレーは中辛のものを使用しました。中辛を使用することを前提の材料、分量になっていますがお好みで調整して頂いても全く問題ありません。
・めんつゆは2倍のものを使用しました。それ以上の濃縮のものだとちょっと主張が強くなりすぎる可能性があります。
・お好みで卵黄をのせるとそれっぽくなります。
あとがき
いかがだったでしょうか。
以外と筆者の友人のように、「インドカレー屋のカレーは苦手だけど日本のマイルドなカレーは大好き!」という人は多いのではないでしょうか!
ちなみに友人も
「すっげえ!!!めっちゃ旨い!!!!!!」
と喜んでくれました。
また、現在発売中の本書では
市販ルーすらも使わずにできる本格的な「ブログ未公開、絶品バターチキンカレー」が掲載されています。
もし、気になった方は書店などでチラッと読んでみてください!
今後ものんびり美味しい料理をつくっていきたいと思います!