さてさてバレンタインももう間近ということで、生チョコ、フォンダンショコラに続いてガトーショコラの作り方をご紹介させて頂きます。
ガトーショコラはフランス語で、チョコレートケーキという意味ですね。
特別なことはせずシンプルに焼き上げてみました。
材料・費用
1、ブラックチョコレート(普通のチョコも可) 100g 220円
2、生クリーム 50cc 48円
3、卵 2個 36円
A、バター 40g
B、ココアの粉 大さじ3
C、小麦粉 30g
計、304円
ガトーショコラを作る上で意識して欲しい2つのポイントがあります。
※先日の生チョコの記事をご覧頂いた方は読み飛ばして頂いて大丈夫です。
おいしいガトーショコラを作るためのコツ
①ブラックチョコレートを使おう!
しつこくない甘さで上品かつ濃厚な味わいにすることができます。
加えて、カカオの香りを存分に楽しむことが出来るのです。
(当然通常のチョコレートでも美味しく作れますのでご安心ください。いろいろな種類のチョコレートで作って味の違いを楽しむのもいいですね!)
砂糖が入っていてブラックチョコレートならどの種類でも大丈夫ですが、筆者がおすすめするのは明治製菓から発売されている28枚入りのブラックチョコレートです。
このチョコレートは、1枚が1口サイズになっているからです。
このチョコなら一番面倒な板チョコを細かく刻む手間を省けます。
②チョコ:生クリームは2:1の割合で!
チョコレート:生クリーム=2:1の割合にすることで、チョコが分離するリスクを減らし、濃厚な美味しい出来上がりにできます。
簡潔に言うと分離したチョコは微妙な味です。
油と水分がにじみ出て舌触りのざらついたチョコになってしまうからです。
※チョコレートの分離の原因はこの2つ。①チョコ:クリームが2:1に対して多いまたは少ない②チョコと生クリームを混ぜる時の温度が高い)
しかしこの割合を使うことで、チョコとクリームのバランスの崩壊による分離のリスクをなくすことができるのです!
材料の部分でチョコレートと生クリームの割合が2:1になっているのはそういったわけです。
チョコ系スイーツの黄金比
ちなみにこの2:1という比率は生チョコやフォンダンショコラといったあらゆるチョコレートのお菓子がおいしく作れる魔法の割合です。
では以上を踏まえた上で早速作り方を紹介させて頂きます。
作り方
1、ケーキ用の耐熱皿にバター(10g)をぬる(耐熱皿にバターを塗っておくことで容器から出す時に取り出しやすくなります。)
2、チョコレートとバター(残りの30g)を容器に入れて湯煎して溶かしながら混ぜる
チョコレートを溶かす時は必ず湯煎にしてください。
チョコレートは高温になると分離してしまい口当たりが滑らかになりません。
昔、電子レンジで温めて痛い目をみました…
これぐらいが目安ですね
3、2とは別のボウルに卵と砂糖を入れて、白くっぽくて泡が立つまで混ぜる
4、3のボウルに2と小麦粉、ココア、生クリームを入れてヘラなどで優しく混ぜ合わせる
5、ケーキ用の耐熱皿に4を流し込み、170度のオーブンで30分焼く
ワンポイント!
・焼いている間は、なるべくオーブンから離れないように見張っていてください。油断すると焦げます。
・お好みで粉砂糖をかけると見た目がそれっぽくなります!
あとがき
バレンタインが近いということで、生チョコ、フォンダンショコラ、ガトーショコラと3つのチョコレートのお菓子を紹介させて頂きました。
どれか一つでも気に入ったものがあれば作ってみてはいかがでしょうか!
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