筆者、甘いものに目がないんですよね。
特にチョコレートが好きで疲れた時には必ずチョコレートを食べています。
そこで今回生チョコを作ってみました。
バレンタインも近いですし。
生チョコの美味しい作り方は筆者の中でけっこう昔に試行錯誤して確立しましたので、今回はその絶対失敗しない美味しい生チョコの作り方を丁寧にご紹介致します。
材料・費用
1、ブラックチョコレート(普通のチョコレートでも可) 130g 286円
2、生クリーム 65cc 62円
A、ココアの粉 作る量ごとでお好み
※表面のコーティング用ですが、多めなら甘みが強くなり、少なめならシンプルな生チョコを味わえます。
計、348円
材料を見て頂いたところで今回2つのポイントがあります。
1つ目のポイント!
ぜひブラックチョコレートを使ってみてください。
ブラックチョコレートを使うことで、甘さのくどくない、
お店で食べるような上品でコクのある味わいになります。
また、カカオの香り高い仕上がりが何とも言えません。(もちろん普通のチョコレートでも美味しく作れます!ブラックチョコレートが苦手な方は自分のお気に入りのチョコを使ってみてください)
無糖ではないブラックチョコレートなら何でも良いのですが、特に明治ブラックチョコレート(28枚入り)がオススメです。
理由としては、もちろん明治さんのチョコが美味しいというのもあるのですが、1枚1枚が1口サイズとなっていて、
生チョコを作る時に一番面倒な板チョコを包丁で細かく切るという手間を省くことができるからです。
(⬆綺麗にカットされていて使いたい分だけ包み紙を取るだけですね!)
2つ目のポイント!
チョコレートと生クリームの割合は2:1がオススメ
どう2:1なのかというと、チョコレート:生クリーム=2:1です。
まず、こうすることでチョコレートが分離してしまうリスクを抑えることができます。
チョコレートは分離してしまうと、あんまりおいしくないチョコレートになってしまいます。
油と水分がにじみ出てしまい、仕上がりの舌触りがざらついてしまうからです。
チョコレートの分離の原因は大きく分けて以下の2点です。
①生クリームの量がチョコレートの量に対して多すぎたり少なすぎたりする
②チョコレートと生クリームを混ぜる時の温度が高すぎる
大きく分けてチョコレートの分離の原因はこの2点に集約されます。
チョコレートと生クリームの割合を2:1にすることで、
①生クリームの分量がチョコレートの分量に対して多すぎたり少なすぎたりしてしまう
という分離の原因の一つを確実に消すことができます!!
加えて、この配分2:1という比率は生チョコだけでなく、
フォンダンショコラやガトーショコラなどの
チョコレート系スイーツならなんでも濃厚で美味しい仕上がりになる黄金比になります!
(近々フォンダンショコラとガトーショコラもご紹介致します)
難しく考えず、ただ単純に2:1にするだけでチョコレートが分離してしまうリスクを抑え、かつ濃厚で美味しい仕上がりにすることができるので、ぜひ参考にしてみてください!!
材料の欄でも書かせて頂いた通り、チョコレート:生クリームが2:1の割合になっています。
当ブログのレシピでは明治ブラックチョコレート28枚入り(130g)を使っているので生クリームの量は65gです。
「もっといっぱい作りたい!」という方や「少しだけ食べたいんだ!」という方も2:1の割合で自分で作りたい分だけを作ることができます!!
それでは以上を踏まえた上で作り方をご紹介させて頂きます。
作り方
1、生クリームが少し泡立つぐらいまで弱火で火にかける。
2、火を止めてチョコレートを入れて混ぜる。
※チョコレートを入れてからは火にかけないでください。
2:1の割合を守ることに加え、火を止めてチョコレートの温度が上昇することを極力抑えることで、チョコの分離を防ぎ、ほんのり滑らかな舌触りになります。
3、ラップを敷いた容器に流し込んで冷蔵庫で半日置いておく。(ラップを敷かなかった場合は容器から取り出す時に軽く湯煎するとパカっととれます)
4、好きな形に切ってココアをかけて完成。
材料も簡単で、工程もさほど難しくない、この生チョコのレシピですが、
唯一難しい部分があるとすれば、それはチョコを上手に切ることかもしれません。
上手くチョコをカットするコツは包丁を温めておくこと

包丁を30秒ほどお湯につけて温めたら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
⬆チョコレートは水気が厳禁ですが、最後にキッチンペーパーで拭き取ることで水気がなく、かつ暖かい包丁になりチョコを切るのに最適なチョコ切り包丁になります!!
さらに確実に上手に切りたい方は、必ず1回切るごとに温めて拭き取るという上記のプロセスを行ってみてください。
おまけ
「鍋にこびり付いたチョコはどうするの?」
という方もいらっしゃるかもしれません。
筆者の場合は、鍋に牛乳を追加して弱火で少しだけ煮詰めることでホットチョコレートを作りました。
ココアよりもほんのり甘く、カカオの香りを楽しみながら最後まで美味しく頂きました。
4コマでワンポイントをまとめてみた
このレシピは割とポイントが多いので、友人のデザイナーの子が4コマ漫画を作ってまとめてくださいました!!
あとがき
上記の作り方で作れば、たとえ愛情がこもっていなくとも勝手に美味しい生チョコが出来上がるかと思います。
しかし、愛情を込めればもっと美味しくなることでしょう。
ジャムおじさんが似たようなことを言っていたので間違いないです。
「正直手作りバレンタインチョコは大変だから出来れば楽に作りたいけど、見た目は本格的なものを作りたい!」という方や「渡す相手はいないけど、私はチョコが好きだから自分のために作るんだ!!」という方もぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
追記
当ブログが書籍化しました!!
とにかく「旨いもの」だけ100レシピ詰まった本です!!
書店などで見かけたら、気軽に手にとって立ち読みして頂いて「お!料理って楽しそうだな!!」なんて思って頂けたら幸いです。
お知らせ
書籍化が頓挫しました!!
先日めざましテレビで当ブログのレシピが紹介されました!!
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